時間 2章

  時間 2章

2012年のロンドンオリンピックの最終選考会の1年前に大怪我をしたからこそ、時間の大切さに気づいた。2011年に怪我をしてしまったので、最終選考までは、1年もなかった。その中で、どうすれば、早く復帰できるのか?怪我をした次の日から、そのことしか考えていなかった。その時に、現KONAMIのチームトレーナーの今井聖晃さんがドクターを紹介してくれた。その人がさらに僕を変えた。それが林英俊ドクターだった。初めは、術後数、一週間後からトレーニングを始め、1ヶ月くらい経った時にトレーニングやリハビリの成果があったのか、人よりも早く回復をしていたため、『頑張ってるね』と林ドクターから言われたことを覚えています。この時に、思ったことがあった。今まで前十字靭帯を断裂した人の中で、誰よりも早く復帰してやろうと思った。そこから毎日、朝練、昼練が終わった後、ご飯を食べて、家に帰って、ランニング、アイシング、その時は、1分1秒も時間を無駄にしないことを心に決めていた。正直、ツラいし、今日はやめておこうと思ったことも数えきれないくらいある。そんな時、いつもこんなことを思ってた。『自分一人ではここまで頑張れないし、今井トレーナー。林ドクター共に昼夜問わず、自分の状況を気にしてくれていた。自分が結果を出して周りに恩返しするしかない』こんなことを毎日考えていたことを思い出す。術後2ヶ月、3ヶ月が経った時、徐々に歩けるようになり、ふと自分の中でこんなことを思いついた。

 

よし、富士山を登りに行こう!

 

最後につづく